fbpx
pagetop

香港・台湾を対象としたFAMトリップの開催

6月24日~27日の日程で、香港からは旅行会社経営者のデイビッド・マーガレット夫妻、台湾からは人気旅行作家のダニーさんをお招きし、あきた白神エリアをめぐるFAMトリップを開催しました。

初日は三種町の農家民宿「静山荘」に宿泊。
旬を迎えたこのエリアの特産品「じゅんさい」を使った料理などに興味津々の様子でした。

2日目は早朝から秋田犬のふれあい体験。
能代市の秋田犬ブリーダー・本瀬純一さんの協力を得て、通常行う朝の散歩の時間に同行させていただく形で実施。昨今県内でも課題となっている「犬のストレス軽減」を最大限に配慮してプログラムを展開することで、長く継続していけるように工夫したものです。
生後3か月の「令宝丸」が3人をお出迎え。皆さんいずれも、その愛くるしさや”モフモフ感”にぞっこんの様子でした。
その後、三種町に戻り「じゅんさい摘み採り体験」にチャレンジ。
初めての小舟の操作にとまどいながらも、しばらくすると一心不乱にじゅんさいを摘み採っていました。
摘み採り体験の後は、三種町観光協会のご協力により、じゅんさいの天ぷら、じゅんさいのあんみつなどを試食。「てんぷらは食感がおもしろくておいしい!」「スイーツにして食べるのはすごくいいね!」などの感想が聞かれました。

午後からは、世界自然遺産センター「藤里館」で自然アドバイザー・菅沼慶太さんの説明で、世界自然遺産白神山地のあらましを学んだあと、白神山地の森の雰囲気を気軽に体験できる「岳岱自然観察教育林」へ。
まさに新緑のブナ林を心地よく散策しながら、白神山地の歴史やブナの世代交代などにも非常に興味をもって話を聞いたり、細かく写真を撮ったりしていました。休憩時間では菅沼さんの計らいで九州の水と、岳岱の湧水を飲み比べ。「とても甘い」「白神の水のほうがすごくやわらかい」などの声が上がっていましたが、これは白神の水が超のつく軟水であることが理由とのこと。何十年、何百年もかけて白神の森がろ過した清らかな水に、とても感銘を受けていました。

3日目は白神山地の遺産地域が望める人気の小岳登山。
ガイドはこの地域のレジェンドガイドともいえる斉藤さん。
出発前に白神山地の説明をはじめると、みなさん真剣に耳を傾けていました。斉藤さんいわく「白神山地は水を守ったことによって世界自然遺産になったのです」とのこと。まさしく、当法人のコンセプトでもある「白神の恵み」のルーツはここにあります。
さて、早朝の出発だったため、いったん素波里湖に立ち寄り朝食タイム。ここでも斉藤さんの白神山地の熱っぽい説明は続きました。その後、登山口への移動を開始し、いよいよ登山。
みなさんアクティブな方なので平気そうにはみえましたが、時折急峻な斜面もある小岳登山。山頂まもなく…という地点では疲れも出てきたようにも見えましたが、心配された天候は山頂付近では快晴!
山頂につくと、見事なまでに広がったブナの森に歓声が上がりました。
ランチタイムでは、白神コミュニケーションズ・菊池さんのサプライズプレゼント!山菜を使った汁ものを山頂で調理しふるまうと「このスープはすごくおいしい」「この野菜は何ですか?」などと、質問も飛び交いました。さらに、ガイドの斉藤さんが道中で採集した「ミズ」を即席で漬物にしてふるまうと、これにはみなさんも大満足の様子でした。

最終日は、五能線に乗車し人気のスポット十二湖へ。
青池を見学した後、八峰町内の見どころに立ち寄りながら最終地点の旧料亭金勇へ。
ここではゆかた体験をしつつ、施設長の小林さんの案内で館内の見学を行いました。
また、見学の後は、ミナトファニチャーの湊君の協力を得て秋田杉の小割を使った「箸づくり体験」を行いました。
この日本伝統のかんなを使った体験に苦戦しながらも、できあがった箸を手に満足そうな表情をしていたのが印象的でした。

 

昼食をとった後は、このエリアの様々な事業者との商談会を開催しました。
テレビ・新聞社などのメディアも取材に訪れたこの商談会では、デイビッド・マーガレット・ダニーの3方からは、それぞれの事業者へのリクエストはもちろんのこと、様々なアドバイスもされたようで、後日各事業者からは「何が課題なのか、何をすればいいのか明確なアドバイスをもらったので参考になった」などの声が寄せられています。

4日間を通して、このエリアの魅力をしっかりと伝えられたと思いますが、まだまだこのエリアで紹介したい場所やモノもありますし、まだまだ磨けば光る素材もたくさん眠っていると思います。
これからも、ターゲットとする国々の方々のニーズに沿って、この地域のどんなコンテンツを発信していったらよいのか、みなさんと一緒になって考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

 

– SNSはこちら –
Facebook(国内向け) @akita.shirakami.tourism

Facebook(海外向け) @visitshirakami

Twitter   @visitshirakami

Instagram  @visitshirakami