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台湾・香港インバウンド勉強会

台湾香港勉強会2

 当法人は、インバウンド誘客において台湾と香港を主要な対象国としています。そこで、地域の方により詳しく知ってもらい地域全体で誘客に取り組む事を狙いとした勉強会を開催しました。
 講師には、訪日客向け観光情報サイト「ラーチーゴー!日本」を運営するジーリーメディアグループ社長 吉田皓一氏を迎え、台湾を中心に慣習・マーケティング・基本情報等についてお話していただきました。
 下記は講話の内容です。

【基本情報】
台湾・香港・中国の訪日人口の割合

  台湾 香港 中国
訪日客数 475万  220万  838万 
人口 2,353万  734万  137,900万 
訪日客数 / 人口 20.2%  30.0%  0.6% 

 

・台湾・香港はリピーター率が高く、地方へも多く訪問している。
・食べながら飲酒をする文化がほとんどない。

【言語】
中国語と一口にいっても、様々な方言があり、その違いは互いに聞き取れない程あります。
・中華圏共通の言葉:普通話(北京語がベース)

[台湾]
公用語:普通話 ※台湾で話される中国語は発音や単語が独特で、台湾華語と呼ばれる
台湾語:台湾でのみ話される現地の言葉
[香港]
共通語:中国語の一つである広東語(英語を常用する人もいる)

【文字】
中国語の文字は2種類ある。昔から使われているのが繁体字で、中国で識字率を上げるために簡単な文字として開発されたのが簡体字。台湾と香港はどちらも繁体字を使用する。

【嗜好】
・10人に1人菜食主義→メニューや看板に「素食」と表記。卍マークもベジタリアン対応を示す。
・端午節(旧暦の5月5日、新暦の5月~6月頃)はチマキを食べる。その時期にチマキを提供したら、台湾人は喜ぶ。
・中秋節(旧暦の8月15日、新暦の9月~10月頃)にはBBQをする。月餅を贈るというのが元々の風習だが、ここ30年はBBQが主流になっている。このエリアでBBQをする企画もありかもしれない。
・春節(旧暦の大晦日~1月3日、新暦の1月~2月頃)前には尾牙(ウェイヤー)と呼ばれる、企業主催の忘年会を開催する。とにかく豪華なので、このエリアで開催してもらえるように仕掛けていくのもあり。
 ※春節は旧正月とも呼ばれている
・クーポン・割引・食べ放題・限定が大好き。

【マーケティング】
・SNSはFacebookが一番利用されており、シェアも多い。Youtubeの利用も伸びている。
・ウェブ検索はモバイル利用が主で、8~9割。パソコンで検索する人は少ない。

吉田皓一社長講演
 最後に、「データを求めて顧客の声を聞き続けると、均質化され、同じような商品しか出来なくなる。本当に欲しいものを消費者はまだ知らない。バッターボックスに立って、バットを振り続けること!」とappleやフォード・モーターの商品づくりを例に挙げていました。
 消費者のまだ気づいていない需要を見つけ、地域一丸で誘客に取り組みたいと思います。

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